土地家屋調査士になるには?仕事内容・働き先・難易度・試験内容など解説
土地家屋調査士は、不動産の登記を専門に扱う職業です。
弁護士や司法書士などと同様に国家資格であり、社会的な認知度も高く人気もあります。
しかし、土地家屋調査士が実際にどのような業務に携わっているかよくわからない人もいるでしょう。
本記事ではそのような方に向けて、土地家屋調査士の具体的な仕事内容や資格を取得するための試験などについて解説します。
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- 2026.07.15 更新 掲載内容を見直しました。
- 2024.01.01 公開 記事を公開しました。
土地家屋調査士とは?
不動産の登記は2つの分野で構成されています。 土地や建築物の形状及び大きさを明確にする表題部と、権利関係を明確にする権利部です。 その中でも、土地家屋調査士は表題部の登録に関する調査や手続きを行います。 司法書士がこのような手続きのエキスパートだと考える人も多いでしょう。 しかし司法書士の専門は権利部のみであり、表題部を取り扱えるのは土地家屋調査士だけです。土地家屋調査士になるには?
土地家屋調査士になるためには、資格を取得したり実地経験を積んだりする必要があります。まずは資格を取得する
土地家屋調査士の資格を得るためには国家試験に合格しなければなりません。 試験を受ける際、特別な資格は設定されておらず、誰でも受験できます。 晴れて試験に合格し、登録手数料の25,000円を支払うことで、土地家屋調査士会名簿に名前が記載されます。実地を経験して一人前になる
土地家屋調査士資格を取得するだけで、法律上では土地家屋調査士として仕事を請け負えます。 しかし、資格を有しても知識を得ただけに過ぎません。 実際にプロとして活躍するには実務経験を積んでスキルアップすることが必要です。 具体的には測量するための技術、コンピューターを利用した正確な製図、法務局へ書類を提出する手順などを身につけます。 これらの業務を一人で満足に行えるようになるには数年間を要するかもしれません。土地家屋調査士の仕事内容は?
土地家屋調査士の仕事内容は、現場に赴いて行う業務やデスクワークなど多岐にわたります。建築物や土地の調査・測量業務
土地家屋調査士の仕事は、依頼のあった建築物や土地の状態を確認することです。 そのためには膨大な書類に目を通したり、現場に行ったりします。 土地所有者や建物所有者などから直接話を聞くこともあり、あらゆる情報を参考にして調査・測量していくのです。不動産登記の申請手続き代行業務
不動産登記の一部である表題登記は、土地や建物の所有者が申告する必要があります。 しかしその手続きは複雑で、素人では満足に行えません。 そこで土地家屋調査士が申請手続きを代行するのです。 依頼を受けた土地家屋調査士は、依頼者が所有する物件や土地の調査を行った上で、様々な書類を作成していきます。土地家屋調査士の働き先は?
土地家屋調査士の働き先は様々あります。土地家屋調査士事務所に所属する
土地家屋調査士の資格は、実地経験がなくても取得できる国家資格です。 しかし、資格を取得したからと言ってすぐに業務を完璧に遂行できるわけではありません。 新たに資格を取得した人の多くは、土地家屋調査士の事務所に所属して一定期間経験を積みます。測量会社に就職する
「登記を目的とした測量」は測量士は行ってはならないため、測量会社では土地家屋調査士を必要としています。 実際、ほとんどの会社では自社内で土地家屋調査士が働いているほどです。 測量会社のクライアントは公共団体であることが多く、案件の規模が大規模になる特徴があるため、多種多様な経験ができます。独立・開業する
土地家屋調査士は独立する際に初期費用があまりかからないため、比較的簡単に独立開業することが可能です。 事務所を開くパターンは大きく分けて3つあります。- 自宅の一部などを事務所として、個人事務所を開く
- 複数人の土地家屋調査士が共同で会社を設立し、公共事業などの大きな仕事を受注する
- 行政書士など異業種の人と共同事務所を設立し、幅広い案件を獲得する