高等職業訓練促進給付金とは?利用条件・申込方法・よくある質問など解説
シングルマザーやシングルファザーなど、ひとり親家庭は年々増加傾向にあります。
その数は現在150万世帯以上にも及びますが、問題となっているのが経済面の困窮です。
厚生労働省ではこの状況を打破するため、高等職業訓練促進給付金制度を2014年から実施していますが、具体的にどのような制度なのでしょうか。
ここでは、高等職業訓練促進給付金について概要や条件、申し込み方法などを詳しく解説します。
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- 2026.07.15 更新 掲載内容を見直しました。
- 2024.01.01 公開 記事を公開しました。
高等職業訓練促進給付金とは?
高等職業訓練促進給付金とは、ひとり親家庭の資格取得を支援する制度です。 資格を取得することは就職の際に有利であり、安定した収入にもつながります。 資格取得を目指すひとり親家庭がこの制度を利用した場合、訓練校や専門スクールなどの養成機関に通う期間の生活費として、最大4年間にわたり月額10万円(住民税課税世帯は月額70,500円)が支給されます。 さらに、養成機関に通う期間の最後の1年間は支給額を40,000円増額(住民税課税世帯も同額)し、修了後には50,000円(住民税課税世帯は25,000円)を支給します。高等職業訓練促進給付金の利用条件は?
高等職業訓練促進給付金の利用条件は「資格取得を目指す母子家庭の母または父子家庭の父で、20歳に満たない者を扶養していること」が前提で、次の3つの要件を満たす必要があります。- 児童扶養手当の支給を受けている、または同程度の水準にある
- 養成機関において6ヶ月以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得が見込まれる
- 仕事または育児をしながら養成機関に通うことが困難である
高等職業訓練促進給付金の対象資格は?
高等職業訓練促進給付金の対象となる資格は「就職の際に有利となる資格」かつ「養成機関において6ヶ月以上修業するもの」で、都道府県の長が指定した資格に限ります。 具体的には次のような資格が挙げられます。- 看護師
- 准看護師
- 介護福祉士
- 保育士
- 歯科衛生士
- 理学療法士
- 保健師
- 助産師
- 製菓衛生師
- 調理師
高等職業訓練促進給付金の申込方法は?
高等職業訓練促進給付金の申込方法は自治体によって多少の違いはありますが、概ね次のようになっています。 なお、ここでは東京都多摩市を例にしています。事前相談
高等職業訓練促進給付金は、申込する前に必ず事前相談を受けなければいけません。 資格取得への意欲や能力の有無、現在の生活情報などをヒアリングし、支給の必要性を判断します。 事前相談は多くの自治体で予約制となっているため、管轄する部署に連絡して確認しておきましょう。 多摩市の場合は市の母子・父子自立支援員と相談を行いますが、予約は多摩市役所の子育て支援課手当・医療・相談担当となっています。 なお、ヒアリングの結果によっては支給の対象外と判断されることもあります。申請手続き
申請に必要な書類は次の通りで、入学した日から申請できます。- 支給申請書
- 申請者本人の確認書類
- 申請者本人と扶養者の戸籍謄本
- 世帯全員の住民票
- 児童扶養手当証書の写し
- 入校証明書の写し
- カリキュラムの概要がわかるもの(パンフレットなど)
