航空管制官とは?メリット・資格の取得方法・難易度など紹介
空の安全を守る航空管制官は、非常に人気のある職業の一つです。
しかし、あこがれだけで簡単にできる仕事ではなく、判断を一つ間違えれば重大事故につながってしまうこともあるとても責任の重い業務でもあります。
航空管制官は具体的にどんなことをしているのか、どうすればその職につくことができるのか、仕事のやりがいやメリットなども含めて説明していきます。
最近の更新内容
- 2026.07.15 更新 掲載内容を見直しました。
- 2024.01.01 公開 記事を公開しました。
航空管制官とは?
| 区分 | 国家資格 |
|---|---|
| カテゴリ | 航空 |
| 受験資格 | ・21歳以上、31歳未満 ・21歳未満の場合は大学・高専を卒業、もしくは翌3月までに卒業見込み |
| 試験日程 | 毎年5月〜9月 |
| 試験方法 | 筆記試験・適性試験・人物試験・身体検査 |
| 試験会場 | 全国主要都市 |
| 受験料 | 無料 |
| 登録・更新 | なし |
| 難易度 | |
| おすすめな人 | 学生 社会人 |
業務は主に3つ
航空管制官の業務は主に次の三つ。- 管制塔から航空機を目視で確認し、離着陸や走行経路などに指示を出す「飛行場管制業務」
- 空港から離陸した航空機を方向別に誘導し、航空機間の距離を安全に保ちながら上昇させる「ターミナル・レーダー管制業務」
- 空港間を飛行する航空機に対して指示や許可を与える「航空路管制業務」
航空管制官のメリットは?
航空機は日常生活になくてはならない高速の移動手段として定着していますが、一歩間違えれば大惨事になりかねない危険性もはらんだ乗り物です。
それだけに、乗客や乗務員の命を守り空港や飛行機の安全を確保する航空管制官は大変やり甲斐のある仕事といえるでしょう。
さらに労働条件の面でいえば、国家公務員として安定した収入を得ることができる一方、基本的に時間外の勤務はないので、就業時間が終われば仕事を終えられるという環境にあります。
ふだんはあまり表に出るケースはありませんが、陰で乗客乗員の安全を守り、フライトのたびにパイロットや客室乗務員などからの信頼を寄せられる縁の下の力持ち。
責任の重さに比例して、社会的に尊敬される職種であり、印象や評価が非常に高いということも航空管制官という職業の大きなメリットだといえます。
航空管制官の取得方法は?
航空管制官になるには、まず人事院が行う航空管制官採用試験に合格することが必要です。
受験資格は受験する年の4月1日時点で21歳以上30歳未満か、21歳未満で、大学、短大、高等専門学校などの卒業者か卒業見込み者に与えられます。
ただし、視力や聴覚の検査もあるため注意が必要です。
試験は毎年5月頃から9月頃にかけて、全国主要都市で行われます。
この試験に合格すれば、国家公務員として任用され給与が支給されるほか、次のステップとして航空保安大学校で研修を受けることになります。
航空保安大学校
航空保安大学校は航空保安職員を養成する国の教育訓練機関です。 同校への入校は、基本的に合格した翌年度の4月、8月、12月の3回。 学科と実技の修得に加え、航空管制に必要な航空無線通信士の資格もこの時期に取得します。 成績不良で修了見込みが得られない場合は国家公務員の身分を失うことがあります。 そして、この航空保安大学校での研修を終えた後に全国各地の空港や航空交通管制部に配属されます。 そこで航空保安職として働きながら専門研修を受講、その後技能試験を受験する流れです。 この技能試験に合格すれば、技能証明を取得でき、航空管制官として管制業務に就くことになります。航空管制官の難易度は?
| 時期 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2022年 | 808人 | 10.5% |
| 2021年 | 839人 | 5.0% |
| 2020年 | 767人 | 5.3% |
| 2019年 | 912人 | 11.5% |
| 2018年 | 1,015人 | 13.1% |
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