技術士とは?資格の取得方法・メリット・難易度・おすすめな人など紹介
理系の知識を活かせる仕事は多岐に及びますが、特に科学技術の分野で注目を集めているのが「技術士」という資格です。
現代社会において技術士の資格保有者が活躍するシーンは多く、業界によっては有資格者の需要が高まっています。
技術系で手に職を付けたい人が目標とするにも適した資格と言えるでしょう。
今回はそんな技術士について掘り下げて紹介します。
最近の更新内容
- 2026.07.15 更新 掲載内容を見直しました。
- 2024.01.01 公開 記事を公開しました。
技術士とは?
| 区分 | 国家資格 |
|---|---|
| カテゴリ | 技術 |
| 受験資格 | 実務経験(条件により年数は異なる) |
| 試験日程 | 年1回 |
| 試験方法 | 筆記試験・口答試験 |
| 試験会場 | 全国主要都市 |
| 受験料 | 14,000円 |
| 登録・更新 | 合格後に要登録 |
| 難易度 | |
| おすすめな人 | 社会人 |
技術士を取得するメリットは?
専門性の高い仕事に就ける
技術士は数ある資格の中でも信頼性が高い国家資格に分類されているため、有資格者は各業界からも高く評価される傾向があります。 在職中に取得すればさらに高度な仕事を任されるようになり、昇給・昇格にも良い影響が期待できると言って良いでしょう。 また、技術者資格は転職にも有利に働くケースが多いので、将来的なキャリアアップを検討している人にもおすすめです。 特に建設業界では技術士資格の評価が高く、地質調査業者や建設コンサルタントといった選択肢も視野に入ります。人脈作りにも効果的
技術士の有資格者は日本技術士会に所属できるようになるため、ここを人脈作りの起点として活用する人も少なくありません。 日本技術士会は2021年に設立70周年を迎えた歴史の長い組織であり、各業界から多くの技術士が集っています。 同業種のみならず異業種間の交流も盛んに行われているので、自力では開拓が難しい分野への人脈も効率的に広げられるでしょう。 技術士会主催のセミナーを活用して、自分の知識やスキルの底上げを図るのもおすすめです。公共事業では入札に有利
技術士が働く現場では工事や建設などの公共事業が絡むことも多いです。 技術士資格はこうした公共事業の入札において有利に働くという点も魅力的なポイントとなります。 公共事業への入札は企業が行うものですが、所属している建設系技術士1人につき5点が審査段階で加算されるのです。 これはどちらかと言えば技術士を雇う側である法人としてのメリットと言えますが、建設業界で技術士が重宝される大きな理由となっています。仕事のモチベーションが上がる
技術士という資格は高度な知識と運用スキルが認められる国家資格であり、取得すれば周囲からの注目度も上がります。 資格に相応しい仕事ぶりを求められるようになるため、仕事に対するモチベーションを向上させるのにも一役買ってくれるでしょう。 科学技術の世界は日進月歩であり、一度身に付けた知識やスキルも永久的に通用するとは限りません。 所属業界における最新の動向や技術開発へ常に注意を払い、自身の知識をアップデートし続けていく心構えを持っておきましょう。技術士の取得方法は?
技術士の資格試験は1次と2次の2段階制となっており、2次試験に進めるのは1次試験の通過者のみです。 ただし、指定の大学などにおいて日本技術者教育認定機構(JABEE)が認定する課程を修了している場合には、1次試験は免除となります。 また、総合技術監理部門では1次試験が存在せず2次試験のみです。 受験資格に年齢・学歴・国籍などの制限はないため、幅広い人に門戸が開かれていると言えるでしょう。 なお、2次試験は1次試験合格の直後に行われるとは限らないという点に注意が必要です。 技術士資格を取得するためには、該当分野における修習技術者としての実務経験が必要になります。 指導者なしの場合は7年以上、監督者および指導者の下であれば4年以上の実務経験が求められるのです。 実務経験を積む期間は受験者によってケースバイケースであり、1次試験通過後から実務を開始する場合もあります。 実務経験の確認が取れ次第、2次試験の受験資格が付与されるのです。技術士の難易度は?
| 時期 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2022年 | 22,489人 | 11.7% |
| 2021年 | 22,903人 | 11.6% |
| 2020年 | 20,365人 | 11.9% |
| 2019年 | 24,326人 | 11.6% |
| 2018年 | 25,914人 | 9.1% |
