エネルギー管理士とは?資格を取得するメリット・難易度・活かせる業界は?
地球環境に対する悪影響をできる限り減らすため、世界中で省エネが叫ばれています。
エネルギー自給率の低い日本では省エネ化の重要性が大きく、企業に対しても法律によって様々な義務づけが行われています。
そんな中注目されているのがエネルギー管理士という資格です。
エネルギーを管理するとは、具体的にどのような資格なのでしょうか。
最近の更新内容
- 2026.07.15 更新 掲載内容を見直しました。
- 2024.01.01 公開 記事を公開しました。
エネルギー管理士とは?
| 区分 | 国家資格 |
|---|---|
| カテゴリ | 電気・技術 |
| 受験資格 | 試験で取得:無し(免状交付は実務経験1年以上必要) 研修で取得:実務経験3年以上 |
| 試験日程 | 毎年8月 |
| 試験方法 | 筆記試験 |
| 試験会場 | 北海道・宮城県・東京都・愛知県 富山県・大阪府・広島県・香川県 福岡県・沖縄県 |
| 受験料 | 17,000円 |
| 登録・更新 | 合格後に要登録 |
| 難易度 | |
| おすすめな人 | 社会人 |
日本のエネルギー事情が背景
エネルギー管理士が誕生した背景には、日本が立たされている厳しいエネルギー事情があります。 日本はエネルギー自給率が非常に低い国で、2018年のエネルギー自給率はわずか11.8%。 そのほとんどを海外からの輸入に頼っています。ここがポイント!
しかし日々の生活に必要不可欠であるエネルギーを海外からの供給に頼りすぎることは、災害や国際情勢に生活を左右されることに繋がります。
大規模な工場で活躍
エネルギー管理士の職場として多いのが、大規模な工場です。 製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業の5業種の工場のうち、熱や電気の年間使用量が原油換算3,000kl以上ある場合は「第一種エネルギー管理指定工場」となります。 指定工場では、エネルギー使用量に応じてエネルギー管理士の有資格者を1~4人選任しなければなりません。 また、年間エネルギー使用量が1,500kl以上3,000kl未満の工場は「第二種エネルギー管理指定工場」となり、全ての業種を対象にエネルギー管理員を1人専任する必要があります。エネルギー管理士を取得するメリットは?
エネルギー管理士の資格を取得するメリットの1つとして、仕事に困らなくなるというものがあります。 エネルギー管理士は将来的な需要が期待できる資格です。 エネルギーは現代人の生活とは切っても切り離せないものであり、世界規模で省エネ化が叫ばれている限り需要がなくなることはありません。 経済産業省も省エネ化を大きな柱に据えており、日本国内でも活躍の場は増えていくと見て良いでしょう。エネルギー管理士の取得方法は?
エネルギー管理士は、一定の実務経験があれば取得を目指すことができる資格です。 年齢や学歴による制限もありません。- 独学で試験を受けて合格する
- 研修を受けた後に修了試験に合格する
試験分野は2つ
エネルギー管理士は、かつて存在した「熱管理士」と「電気管理士」が一本化された資格であり、その名残から「熱管理課目」と「電気管理課目」の2種類の受験科目があります。ここがポイント!
どちらを選択しても両方の管理者になることができるので、単純に得意な方を選択するといいでしょう。
エネルギー管理士の難易度は?
【試験】| 時期 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2023年 | 8,137人 | 37.8% |
| 2022年 | 7,766人 | 33.9% |
| 2021年 | 7,721人 | 32.1% |
| 時期 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2022年 | 924人 | 61.3% |
| 2021年 | 920人 | 61.2% |
| 2020年 | 868人 | 65.2% |