臨床工学技士とは?メリット・資格の取得方法・難易度など紹介
医療現場では、人の命にかかわるような医療機器を取り扱うことが多いです。
例えば、生命維持管理装置などは、常に安全に使用することができるようにメンテナンスが必要ですが、そういった業務に携わる臨床工学技士を知っていますか?
この記事では、臨床工学技士について、そのメリットや資格の取得方法・難易度などを紹介します。
最近の更新内容
- 2026.07.15 更新 掲載内容を見直しました。
- 2024.01.01 公開 記事を公開しました。
臨床工学技士とは?
| 区分 | 国家資格 |
|---|---|
| カテゴリ | 医療 |
| 受験資格 | 大学・短大・専門学校等で養成課程を修了 |
| 試験日程 | 毎年3月 |
| 試験方法 | 筆記試験 |
| 試験会場 | 札幌・東京・大阪・福岡 |
| 受験料 | 30,800円 |
| 登録・更新 | 合格後に要登録(9,000円) 更新は無し |
| 難易度 | |
| おすすめな人 | 学生 |
仕事内容は診療科により様々
臨床工学技士の具体的な仕事内容は、病院やクリニック(診療所)といった勤務場所や、所属する診療科によって変わってきます。 例えば、院内の透析室に勤務する場合、血液浄化業務に従事することになるでしょう。 ここでは、穿刺・返血、透析中の装置や血圧の確認などを行います。 また、手術室では、医療機器を適切に使用できるよう保全・点検するのが臨床工学技士業務の一つです。 麻酔器や内視鏡、人工心肺装置、補助循環装置など医療機器の操作や管理の他、手術で使用される医療機器などのトラブルにも対処します。 さらに、集中治療室では、重症度の高い患者に対して24時間体制で医療機器の操作や点検をしたり、高気圧酸素治療室では高気圧酸素治療装置の操作や管理をしたり、心血管カテーテル室では検査や治療で使用されるポリグラフや医療機器の操作をしたりといった業務を行います。 その他にも、人工透析や内視鏡などを取り扱ったり、医療機関で使用される機器を安全に使用できるように管理や点検を行ったりといった業務も臨床工学技士の仕事です。臨床工学技士のメリットは?
医療現場で活躍できる
臨床工学技士になることで、新しい医療技術を知る機会が必然的に増えるということがメリットとしてまず挙げられます。 医療現場では、より良い医療技術を提供するため、次々と新しい機器が開発されています。 そのため、臨床工学技士には、最先端の医療機器を取り扱うための知識や技術を常に身につけることが可能です。 そして、身につけたスキルはさまざまな医療現場において重宝されるため、自分が活躍できる場所を増やすことも期待できるでしょう。やりがいがある
また、医療機器に関する知識を生かして研究者や教育者になるなど、臨床工学技士には将来性もあります。 さらに、人の命を救う医療現場で働くことは、人を助ける仕事に従事することになり、そこにやりがいを見いだすことができる点もメリットと言えるでしょう。 検査・処置などを行う場面で多くの医療機器を取り扱えるよう、臨床工学技士には幅広い知識や技術が求められます。 そのため、臨床工学技士として仕事に従事することは容易ではありませんが、以上のような点に魅力を感じて臨床工学技士として活躍している人も多いようです。臨床工学技士の取得方法は?
臨床工学技士を取得するためには、臨床工学技士国家試験に合格しなければなりません。 受検資格を得るには、大学や短大、専門学校等で専門科目を学ぶ必要があります。- 大学:臨床工学科や医用生体工学科で4年間
- 短大:臨床工学科で3年間
- 専門学校:臨床工学科や臨床工学技士科などで3〜4年間
臨床工学技士の難易度は?
| 受験者数 | 合格率 | |
|---|---|---|
| 2023年 | 2,706人 | 85.4% |
| 2022年 | 2,603人 | 80.5% |
| 2021年 | 2,652人 | 84.2% |
| 2020年 | 2,642人 | 82.1% |
| 2019年 | 2,828人 | 77.5% |