自分に合う登録販売者講座の選び方
ランキングは総合評価です。何を優先するかで最適な講座は変わるので、タイプ別に整理しました。
費用をできるだけ抑えたい人
登録販売者の受講料は、割引後でおよそ2万円台から5万円台までと幅があります。費用を最優先するなら、29,800円のスタディングか、キャンペーン時24,800円のキャリカレが候補です。この2つはサポート付きでありながら最安クラスで、とくにキャリカレは不合格時の全額返金保証まで付くため、「落ちたら受講料が無駄になるのが不安」という人にも向いています。ただしキャンペーン価格は時期で変わるので、申し込み前に必ず公式で現在の金額を確認しましょう。 独学にするか講座にするか迷う場合は、独学と通信講座の徹底比較も参考になります。
スマホでスキマ時間に学びたい人
仕事や家事でまとまった時間が取りにくい人は、スマホ完結型が向いています。スタディングは動画講義からWEB問題演習までスマホ1台でスキマ時間に学べるうえ、AIが弱点を出題してくれるので効率的。動画で講師の解説を聞きながら理解したいなら、映像授業中心のヒューマンアカデミーも選択肢です。紙のテキストを広げる必要がないため、通勤中や休憩時間にも勉強を進めたい人に最適です。
合格実績で選びたい人
登録販売者は合格率が約40〜50%と決して簡単ではないため、実績を重視するのも有効です。なかでも受講者合格率89.0%を公表する三幸医療カレッジは専門校ならではの強みがあり、「本当に受かるのか」を数字で確認したい人に安心材料となります。ユーキャンも過去10年で13,137名という累計合格実績を、キャリカレも合格率70.7%を公表しており、実績を開示している講座は内容に自信がある証ともいえます。
初めてで安心して学びたい人
「専門用語が多くて続けられるか不安」という初学者は、教材のわかりやすさと運営の安心感で選ぶとよいでしょう。王道のユーキャンはわかりやすいと評判のテキストに定評があり、覚える量が多い第3章も図解でかみくだいて解説してくれます。受講者の多くが初学者で、仕事と両立しながら合格している実績もあるため、知識ゼロからでも安心して始められます。
本試験慣れ・過去問演習を重視する人
ある程度インプットを終えていて「点が伸びない」「本番形式に慣れたい」という人には、過去問演習中心のLECが向いています。本試験形式の過去問演習を繰り返すことで出題傾向がつかめ、関係法規や販売制度など得点しやすい分野を固められます。質問も無制限なので、演習中の疑問をその都度つぶしながら総仕上げができます。
まずは気になる2〜3講座の無料資料請求やお試しで、教材サンプルと最新のキャンペーンを見比べてみるのが、失敗しない選び方です。
ここまでで気になる講座は見つかりましたか。迷ったら、まずは2〜3講座の無料資料請求から始めるのが失敗しないコツです。教材サンプルや最新のキャンペーン価格を見比べることで、自分に合うかどうかが具体的に判断できます。受講料やキャンペーンは時期によって変わるため、気になるうちに公式サイトで確認しておくと安心です。
総合評価で上位だったのは次の3講座です。
- 1位 キャリカレ … 返金保証つきで最安クラス。初めてでも安心 → 公式サイトを見る
- 2位 三幸医療カレッジ … 合格率89.0%を公表する専門校 → 公式サイトを見る
- 3位 ユーキャン … 教材のわかりやすさと実績で選ぶ王道 → 公式サイトを見る
登録販売者の年収・給料・資格手当
資格を取る前に気になるのが「取ったらどのくらい稼げるのか」という点です。各種求人データや調査をもとにすると、登録販売者の平均年収は300〜400万円前後が目安。求人ボックスの2026年時点の集計では平均年収約353万円となっており、日本全体の平均と比べるとやや低めですが、店長やマネージャーへの昇進、勤務先や夜勤手当の有無で大きく変わります。
雇用形態別の給料相場
正社員・パートそれぞれの相場をまとめると、以下のようになります。いずれも複数の求人データをもとにした一般的な目安で、地域や企業によって幅があります。
資格手当の相場
登録販売者の収入で見逃せないのが資格手当です。正社員の場合、月5,000〜2万円程度の資格手当が支給されるケースが多いとされています。とくに「管理者要件」(一定の実務経験)を満たすと手当が上がる企業が多く、研修中と比べて数千円以上の差がつくこともあります。パート・アルバイトでも、時給に数十〜数百円が上乗せされる形で反映されるのが一般的です。
勤務先によっても変わる
同じ登録販売者でも、勤務先によって給料水準は変わります。とくにコンビニや調剤薬局は、有資格者の採用に苦戦している分、ドラッグストアより高めに設定されている傾向があります。資格手当の有無や金額は求人票に明記されていることが多いので、応募前に必ず確認しておきましょう。
このように、登録販売者は資格手当の分だけ無資格スタッフより収入を上げやすく、一度取れば一生有効でブランク後も再就職に活かせるのが大きな魅力です。なかでも費用を抑えて短期で取得を目指すなら、返金保証つきのキャリカレが候補になります。
登録販売者の仕事内容・就職先・将来性
仕事内容
登録販売者の主な仕事は、第2類・第3類医薬品の販売と、購入者への情報提供・相談対応です。「この症状にはどの薬が合うか」「飲み合わせは大丈夫か」といった相談に応じ、必要に応じて受診をすすめるのも役割のひとつ。薬の販売以外にも、商品の陳列・発注・在庫管理、レジ業務など、店舗運営全般に関わることが多いのが実態です。
2026年5月の薬機法改正以降は、濫用のおそれがある成分(指定濫用防止医薬品)の販売時に年齢や購入状況を確認する役割も加わり、専門家としての責任がより明確になっています。
主な就職先
就職先として最も多いのはドラッグストアですが、活躍の場はそれだけではありません。
とくにコンビニや調剤薬局は有資格者の採用に苦戦しており、好条件の求人が出やすい傾向があります。求人は全国にあり、正社員・パート・派遣など働き方も選べるため、ライフスタイルに合わせやすいのが特徴です。
将来性
登録販売者の需要は、今後も底堅いと考えられています。背景にあるのが、国が進めるセルフメディケーション(軽い不調は市販薬で自分でケアする考え方)の推進です。医療費を抑えたい国の方針もあり、市販薬を扱える専門家のニーズは高まりやすい状況にあります。
加えて、医薬品を扱う店舗はドラッグストアにとどまらず、コンビニや大型量販店、ネット通販へと広がっています。資格は一度取れば有効期限がなく、ブランク後も再就職に活かせるため、結婚・出産・転居などでライフステージが変わっても働き続けやすい資格といえます。
ネット販売が増えても、対面での相談や説明が必要な場面は残るため、登録販売者の役割がすぐになくなる可能性は低いとみられています。長く安定して働ける資格を探している人にとって、有力な選択肢のひとつです。
登録販売者試験の日程・申込方法・受験ブロック
登録販売者試験には、ほかの資格にはない特徴があります。それが「年1回・都道府県(ブロック)ごとに実施され、試験日も申込期限もバラバラ」という点です。住んでいる地域によって試験日が変わるため、まずは自分の受験地のスケジュールを把握することが合格への第一歩になります。
試験日はブロックごとに8月〜12月
全国の試験は、いくつかのブロックに分かれて例年8月下旬から12月中旬にかけて実施されます。同じ年でも、関西や北海道・東北・北関東は8月下旬と早く、九州・沖縄は12月と遅い傾向があります。つまり、受験地によって勉強に使える期間が最大4ヶ月ほど変わるということです。
なお、ブロック内では基本的に同じ問題が出題されます。具体的な試験日・会場・受験料は各都道府県の公式発表で毎年変わるため、必ず受験予定地の薬務主管課(自治体の公式サイト)で最新情報を確認してください。
申込方法と受験料
申込は、おおむね試験日の約3ヶ月前から始まり、約2ヶ月前が締切となるケースが多いです。願書の受付期間は2週間程度と短いことがあるため、早めの準備が肝心。手続きは次の3ステップが基本です。
- 受験願書を入手する(窓口・郵送・公式サイトからのダウンロード)
- 必要書類をそろえて期限までに提出する
- 受験票を受け取る
受験料は都道府県ごとに設定されており、おおむね13,000〜18,000円程度が目安です。
合格基準
試験は5章構成・全120問のマークシート方式。合格には次の2つを同時に満たす必要があります(東京都の例)。
- 全体の正答率が7割以上(120問中84問以上)
- 各章の正答率がそれぞれ3割5分以上
注目すべきは2つ目の「章ごとの足切り」。苦手な章を捨てて合格することはできない仕組みです。とくに出題数が最も多い第3章(主な医薬品)でつまずく人が多いため、ここを計画的に対策できるかが合否を分けます。
不安なら「複数ブロック受験」という手も
登録販売者試験は、同じ年に複数の都道府県で受験できるのが大きな特徴です。試験日が違うブロックなら、たとえば9月に地元で受け、12月に別ブロックでもう一度挑戦する、といった「保険受験」が可能。一発合格に不安がある人は、日程の異なるブロックに併願しておくと、その年のうちに合格できる可能性を高められます。
登録販売者の合格率の推移・都道府県別データ
「自分でも受かるのか」を判断するうえで、合格率は重要な手がかりです。登録販売者試験の全国平均合格率は、例年おおむね40〜50%の範囲で推移しています。二人に一人前後が合格する計算で、難易度は中程度。しっかり対策すれば十分に狙えますが、決して「誰でも受かる」試験ではありません。
合格率の推移
厚生労働省などの公表データをもとにすると、近年の全国平均合格率は次のように動いています。2025年度(令和7年度)は40.7%と、前年の46.7%から6ポイント低下し、直近では低めの水準でした。受験者数は増えているのに合格率は下がっており、出題が難化した可能性も指摘されています。
このように年によって数ポイントの変動があるため、「去年は高かったから今年も簡単」とは限りません。どの年に当たっても合格できる実力をつけておくことが大切です。
都道府県(地域)によって差が大きい
もうひとつ知っておきたいのが、受験する地域によって合格率に大きな差があることです。試験問題はブロックごとに作成されるため、難易度にばらつきが出ます。2025年度は、最も高い北海道が54.8%だった一方、最も低い沖縄県は23.2%。その差は実に30ポイント以上ありました。
とくに九州・沖縄エリアは20〜30%台と低めの傾向があります。受験地は自由に選べますが、「合格率が高い県だから」という理由だけで遠方を選ぶのは危険。年によって難易度は変わるうえ、慣れない土地での受験は負担も大きいためです。まずは受験しやすい地域の過去問でしっかり実力をつけるのが基本です。
独学より講座のほうが合格率は高い傾向
参考までに、通信講座が公表している合格率は全国平均を上回ります。たとえば三幸医療カレッジは89.0%、キャリカレは70.7%(いずれも自社公表値)。ただし講座の受講者はもともと学習意欲が高い層も多いため、単純比較はできません。それでも、出題範囲を効率よくカバーできる講座が合格に有利に働きやすいのは確かです。地域の合格率が低めで不安な人ほど、講座の活用を検討する価値があります。
編集部の視点
合格率の数字だけで講座を選ぶと失敗する理由
講座選びで、多くの人が最初に見るのが「合格率◯◯%」という数字です。ですが編集部は、この数字を額面どおり受け取ることはおすすめしません。合格率は、次の3つの理由で"そのまま比較できない数字"だからです。
① 母集団が各社バラバラ
各社が公表する合格率は、集計の対象がそろっていません。全受講者で出す社もあれば、一定以上学習した人だけ・模試を受けた人だけで出す社もあります。分母が違う数字を並べても、公平な比較にはなりません。
② そもそも受講者の意欲が高い
お金を払って講座を受ける人は、独学の人より学習意欲が高い傾向があります。「講座が優れているから合格率が高い」のか「もともと受かる人が集まっているから高い」のかは、数字だけでは区別できません。
③ 試験のブロック差を吸収していない
登録販売者試験はブロックごとに問題が異なり、合格率にも地域差があります。全国の受講者を合算した合格率は、あなたが受けるブロックの難易度を反映していません。
では何を見るべきか。編集部の結論はシンプルで、合格率という「結果の数字」ではなく、「第3章対策の作り込み」「暗記を続けられる設計」という“合格に近づく中身”で選ぶことです。数字は参考程度にとどめ、教材とサポートの実質を見比べる——これが、遠回りに見えて最も失敗の少ない選び方だと考えています。
第3章(主な医薬品)の攻略法
登録販売者試験で最大の山場が、第3章「主な医薬品とその作用」です。全120問のうち40問(全体の3分の1)を占める最重要かつ最難関の章で、合格者アンケートでも6割以上が「第3章が一番大変だった」と答えています。前述のとおり章ごとの足切りがあるため、ここを捨てて合格することはできません。逆に言えば、第3章を攻略できるかが合否を分けます。
「カタカナの成分名」「読みにくい漢字の漢方薬」が大量に出てくるため丸暗記しようとすると挫折しがちですが、コツを押さえれば効率よく得点源にできます。実際に合格者が使っている攻略法を紹介します。
コツ1:成分は「語尾」でグループにして覚える
成分名は一つずつ覚えるのではなく、語尾の共通点でまとめて覚えるのが基本です。たとえば局所麻酔成分は「〜カイン」、ステロイド性抗炎症成分は「〜ゾン」「〜ゾロン」など、グループごとに語尾が似ています。語尾でくくると、初見の成分でも「これは麻酔系だな」と推測できるようになります。
コツ2:「かぜ薬」から始めない
第3章のテキストは「かぜ薬」から始まるため、つい最初から取りかかりがちですが、これが挫折の入口。かぜ薬は約80もの成分の寄せ集めで、最初に手をつけると一気に心が折れます。実はかぜ薬の中身は「解熱鎮痛薬」「鎮咳去痰薬」「鼻炎用内服薬」などの組み合わせ。先にこれらの基本カテゴリーを学んでおくと、かぜ薬は「すでに知っている成分ばかり」になり、ぐっと楽になります。
コツ3:漢方・生薬は「全部覚えない」と割り切る
多くの人が最後につまずくのが漢方・生薬です。日本で使われる漢方は150種類以上ありますが、第3章での出題は40問中3〜5問程度。すべてを完璧に覚えようとするとパンクします。出題されるのは店頭でよく見る一部の漢方に偏るため、頻出のものに絞るのが正解です。
とくに押さえたいのが、多くの漢方に含まれる「カ・マ・ダ」=甘草(カンゾウ)・麻黄(マオウ)・大黄(ダイオウ)の3つの生薬。「どの漢方にこれが含まれるか」がよく問われます。また漢方は「証(体力=虚実)」とセットで出るので、「体力中等度以上」「体力虚弱」といったキーワードと処方名を結びつけて覚えると効率的です。語呂合わせも有効です。
コツ4:早めに過去問を解いて「引っかけ」に慣れる
第3章は、効能効果の文章の一部だけを入れ替える「引っかけ問題」が頻出です。テキストを完璧にしてから問題、ではなく、ある程度理解したらすぐ過去問に進み、どんな言い回しで引っかけてくるかを体感するのが近道。受験する都道府県の過去問に加え、他県の過去問も解くと出題パターンの幅に対応できます。
このように第3章は「順番」と「絞り込み」が攻略のカギ。とはいえ独学で整理しきるのは大変なので、第3章を図解や映像でかみくだいて解説してくれる講座を使うと、ここでのつまずきを大きく減らせます。とくに教材のわかりやすさで定評があるユーキャンや、映像中心で整理しやすい講座が、第3章対策では心強い味方になります。
登録販売者の勉強法・合格までのモデルスケジュール
「どのくらい勉強すれば受かるのか」「いつから始めれば間に合うのか」は、受験を決めたら最初に気になるところです。合格に必要な勉強時間の目安は、一般的に200〜400時間。1日1〜2時間なら3〜6ヶ月が現実的なラインです。試験はブロックごとに日程が決まっているので、自分の受験日から逆算して計画を立てましょう。
効率のいい学習の進め方
5章ありますが、テキストの最初(第1章)から順番に進めるのが必ずしも効率的とは限りません。合格者の多くは、理解しやすい章から固めて、最難関の第3章に十分な時間を残す進め方をしています。一例として、次のような順序が取り組みやすいとされています。
- 第1章(医薬品の基礎)・第4章(法規)… 比較的とっつきやすく、得点源にしやすい
- 第2章(人体の働き)… 第3章の理解の土台になる
- 第3章(主な医薬品)… 最難関。前半で作った時間をここに集中投下
- 第5章(適正使用)… 第2・3章の知識を前提とする総合問題が多い
ポイントは、「理解したらすぐ問題を解く」を繰り返すこと。インプットだけで先に進まず、章ごとに過去問・問題集でアウトプットすると、引っかけ問題への対応力がつきます。
期間別・モデルスケジュール
受験までの期間別に、学習の進め方の目安をまとめました。自分の状況に近いものを参考にしてください。
短期集中(約3ヶ月)なら、最初の1ヶ月で第1・4・2章を一気に固め、2ヶ月目を丸ごと第3章に充て、3ヶ月目で第5章+過去問の総仕上げ。仕事や家事と両立しながらこのペースを保つのは大変なので、出題範囲を絞ってくれる講座の力を借りると現実的です。短期向けにはキャリカレやスタディングが向いています。
じっくり型(約6ヶ月)なら、月1〜2章のペースで無理なく進め、後半2ヶ月を第3章の反復と過去問演習にあてられます。標準6ヶ月でカリキュラムが組まれているユーキャンのような講座は、このペースと相性がよいでしょう。
直前期にやるべきこと
試験1ヶ月前からは、新しいことを詰め込むより過去問の反復に切り替えるのが鉄則です。受験する都道府県の過去問を3〜5年分、加えて他県の過去問も解いておくと、出題パターンの幅に対応できます。間違えた問題は「なぜ間違えたか」を確認し、足切りラインに届いていない章を重点的に補強しましょう。
登録販売者は独学と通信講座どっちがいい?徹底比較
登録販売者は受験資格がないため、独学でも合格は可能です。一方で、約400時間の学習が必要で第3章という難関もあるため、通信講座で対策する人も多くいます。「費用を抑えたいなら独学、効率とサポートなら講座」が大まかな結論ですが、判断材料を具体的に整理しておきましょう。
費用で比べる
最も差が出るのが費用です。独学はテキスト・問題集代の5,000〜1万円程度で済むのに対し、通信講座は2〜5万円台が相場。金額だけ見れば独学に軍配が上がります。ただし、不合格で翌年もう1年かかれば、その分の時間という見えないコストが発生します。キャリカレのように不合格時の全額返金保証がある講座なら、このリスクをある程度カバーできます。
合格率・効率で比べる
独学は出題範囲を自分で取捨選択する必要があり、とくに第3章で「何をどこまで覚えるか」の判断に迷いがちです。実際、独学で進めたものの第3章の生薬・漢方でつまずき、途中から講座に切り替えたという合格者の声も少なくありません。通信講座は頻出範囲を絞ったカリキュラムや、図解・映像での解説があるぶん、効率では有利です。各講座が公表する合格率(三幸医療カレッジ89.0%、キャリカレ70.7%など)が全国平均40〜50%を上回るのも、こうした効率の差が一因と考えられます(※受講者の学習意欲が高い傾向もあるため単純比較はできません)。
こんな人は独学/こんな人は講座
向き不向きを整理すると、次のようになります。
- 独学が向く人…費用を最優先したい、自己管理が得意、最後までやり切る自信がある、すでに医療・薬学の基礎知識がある
- 通信講座が向く人…初学者で何から手をつければいいか不安、仕事や家事で勉強時間が限られる、第3章を効率よく攻略したい、一発で確実に合格したい
独学で挑戦する場合も、最新の「試験問題作成に関する手引き」に対応したテキストを選ぶことが大前提です。手引きは改訂されることがあり、古い教材だと出題内容とズレてしまうためです。費用と効率のどちらを取るか、自分の状況に合わせて選びましょう。迷ったら、気になる講座の無料資料請求で教材サンプルを取り寄せ、独学用テキストと見比べてから決めるのが失敗しない方法です。
よくある質問(FAQ)
登録販売者は独学でも合格できますか?
受験資格がなく誰でも受験できるため、独学での合格も可能です。ただし合格率は地域・年で約40〜50%と幅広い範囲から出題され、合格には約400時間の学習が目安とされます。とくに第3章(主な医薬品)は暗記量が多く、効率よく対策したいなら通信講座が近道です。 くわしい比較は独学と通信講座の徹底比較をご覧ください。
通信講座
- 出題範囲を絞って効率よく学べる
- 質問・添削などサポートがある
費用は独学、効率・サポートは通信講座が有利。目的に合わせて選びましょう。
合格率や難易度はどのくらいですか?
難易度は中程度です。2025年度の東京都の合格率は39.9%で、都道府県や年によって40〜50%前後で推移します。試験は年1回、都道府県(ブロック)ごとに実施されます。 年度ごとの推移や都道府県別の差は合格率の推移・地域差でくわしく解説しています。
受験に実務経験は必要ですか?
受験には実務経験は不要で、誰でも受験できます。ただし、合格後に「登録販売者」として一人で医薬品を販売したり店舗管理者になるには、一定期間の実務経験が必要です。まずは資格取得を目指し、就業後に経験を積む流れが一般的です。
合格後ひとり立ち
- 一人で販売・店舗管理者になれる
- それには一定期間の実務経験が必要
受験は実務経験ナシでOK。合格後、就業して経験を積むのが一般的です。
勉強時間・期間の目安は?
一般的に約400時間、期間は3〜6ヶ月が目安です。短期集中ならキャリカレやスタディング、じっくり進めるならユーキャンが向いています。 章ごとの進め方やモデルスケジュールは勉強法・モデルスケジュールを参考にしてください。
いちばん安いのはどこですか?
割引後で比べると、スタディング(29,800円)やキャリカレ(キャンペーン時24,800円)が最安クラスです。キャンペーンは時期で変動するため、申し込み前に公式で最新価格をご確認ください。
試験に落ちたら、次はどうすればいいですか?
登録販売者試験は年1回ですが、受験回数に制限はなく、何度でも挑戦できます。試験日が異なるブロックなら同じ年に別の都道府県で受け直すことも可能です。落ちた場合は、まず章ごとの足切り(各章3割5分以上)に届かなかった分野を特定し、そこを重点的に補強しましょう。とくに第3章でつまずくケースが多いため、独学で不合格だった人は、次回は第3章対策に強い通信講座を併用すると合格に近づきます。
主婦や40代・50代からでも目指せますか?
はい。登録販売者は受験資格に年齢制限がなく、何歳からでも挑戦できる資格です。受講者には主婦や社会人も多く、仕事や家事と両立しながら合格している人が大勢います。資格は一度取れば有効期限がなく、ブランクがあっても再就職に活かせるため、子育て後の社会復帰やセカンドキャリアとしても人気があります。スキマ時間で学べるスマホ完結型の講座を選べば、忙しい人でも続けやすいでしょう。
履歴書にはどう書けばいいですか?
履歴書の資格欄には、「登録販売者試験 合格」と記載するのが基本です。販売従事登録まで済ませている場合は「登録販売者 販売従事登録済」などと書くと、すぐ実務に就ける状態であることが伝わります。正式名称で書くこと、合格年月を添えることを意識しましょう。なお、一人で売り場に立つ(店舗管理者になる)には合格後に一定の実務経験が必要なため、未経験で取得した段階では「合格」の事実を正確に書けば問題ありません。
資格を取ったあとに更新は必要ですか?
資格そのものに更新はなく、一度合格・登録すれば一生有効です。ただし、登録販売者として実際に医薬品販売に従事する場合は、勤務先を通じて年12時間以上の外部研修を受けることが義務づけられています。これは雇用主側の義務でもあるため、多くは会社負担で受講でき、最新の知識をアップデートする機会になります。働いていない期間は研修の対象外ですが、復帰時には改めて研修を受ける形になります。
登録販売者と医療事務、どちらの資格がいいですか?
目的によって変わります。登録販売者は医薬品を販売できる公的資格で、資格手当がつきやすく給与に直結しやすいのが強み。一方の医療事務は、病院・クリニックの受付や会計を担う民間資格で、デスクワーク中心の働き方を希望する人に向いています。「薬や健康に関わりたい・収入アップにつなげたい」なら登録販売者、「医療機関の事務職として働きたい」なら医療事務、というのが大まかな選び方です。どちらも未経験から目指せます。
まとめ
2026年6月時点で人気の登録販売者講座6社を、料金・サポート・教材・学びやすさ・実績の5項目で採点した結果、総合1位はキャリカレでした。割引後が最安クラスでサポートも手厚く、全額返金保証まで付くバランスの良さが決め手です。
ただし最適な1講座は人によって変わります。合格実績で選ぶなら三幸医療カレッジ、教材の安心感ならユーキャン、スマホ学習ならスタディング、動画でじっくりならヒューマンアカデミー、過去問演習ならLEC——というように、自分が何を重視するかで選ぶのが失敗しないコツです。受講料やキャンペーンは変動するため、最終的には各公式サイトで最新情報を確認してください。