日本語教育能力検定試験とは?受検するメリット・試験内容・難易度などを紹介
実は日本語教師になるための特別な資格はありません。
しかし、文化庁が定めたガイドラインでは3つの条件が決められており、実際に日本語教師として働くには、いずれかを求められることが多くなっています。
その条件の一つというのが、日本語教育能力検定試験に合格することです。
今回は、日本語教育能力検定を受験するメリットや試験内容などを詳しく解説していきます。
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- 2026.07.15 更新 掲載内容を見直しました。
- 2024.01.01 公開 記事を公開しました。
日本語教育能力検定試験とは?
日本語教育能力検定試験とは、日本語教育に必要な知識・能力を測る試験のことです。 1988年にスタートした検定で、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)が年1回のペースで実施しています。 試験に合格するには、日本語教育に関する専門知識や現場対応能力が必要です。 また、日本語を教える知識だけでなく、日本文化や生活習慣などの知識も求められます。 実際は日本語教師として働くために、必ずしも必要となる検定ではありません。 しかし、多くの日本語学校では、日本語教育能力検定試験の合格や日本語教師養成講座420時間コース修了などを採用条件としているところが多い傾向にあります。受検するメリットは?
就職の選択肢が増える
日本語教育能力検定試験を受けるメリットの一つは、就職の選択肢が増えることです。 この検定の合格は、国内の日本語学校で働くための条件の一つとなっています。 また、日本語学校は日本国内だけでなく、海外の日本語学校や社会人に教える日本語学校など様々な種類があります。 試験に合格すれば、これらの学校に就職できる可能性が高まるでしょう。日本語の知識を証明できる
日本語教育能力検定試験に合格すると、日本語の知識を持っていることを証明できます。 この試験の内容は、大学の日本語教員養成の副専攻課程と同程度とされているからです。 そのため、大学の日本語教育を専攻したり、日本語教師養成講座を受けなくても日本語教師になる資格を得ることができます。 費用をなるべく抑えながら、日本語教師に必要な知識を証明できる検定と言えるでしょう。試験の内容について
受検資格は無し
日本語教育能力検定試験の受検資格は特に制限されておらず、基本的に誰でも受検することが可能です。 時期は毎年10月頃と決まっており、検定試験は全国各地の会場で行われます。 受験料は14,500円(税込)で、願書書類付きの受検案内が受付期間中に全国の主要書店で販売されます。 例年7月頃から願書の受付がスタートし、8月上旬頃の締め切りです。 願書の提出が遅れないように、余裕を持って書類の準備をするようにしましょう。出題範囲について
出題範囲は次の5つとなっています。- 社会・文化・地域:国際社会の実情や日本語教育の歴史など
- 言語と社会:言語教育や異文化コミュニケーションなど
- 言語と心理:教育現場での問題解決力など
- 言語と教育:言語教育法など
- 言語一般:日本語の構造やコミュニケーション能力など
